片脚に力が入らない! 空回りする感じがする
長距離陸上選手やスピードスケートの選手に多い「ぬけぬけ病」「かっくん病」「ローリング病」を
呼ばれているイップスは精神的なものではありません。 運動障害です。
当院では筋膜にアプローチしながら改善していく方法を行っています。
ベースボールマガジン社の「コーチング・クリニック」
7月号はイップス大解剖という特集でした。
そこに、当院の院長の”イップスは施術で治る” が掲載
されました。
今までは、イップスはメンタルが本質と言われており、メンタルトレーニングが主な改善の道でしたが、院長はイップスの
様々な症状がある事を発見(痛みが無くて運動障害が現れるタイプ *一瞬、動作が止まる *コントロールが悪くなる
*片脚に力が入らなくなる *片脚が抜ける *フォームが
おかしくなり上半身と下半身の動きが別のよう *不調など
また、痛みが出るタイプ
*同じ部位のケガを繰りかえす
*シンスプリントばかり痛くなる
*様々な部位でケガをする又は疲労骨折をする
*ケガが長期で治らない
これらは、同じ方法で改善できることがわかりました。
メンタルが強いから、自分はイップスでは無いと言っている
アスリートも多いはずです。
軸と重心と筋膜と皮膚の誤作動からおきると院長は考えています。そして、重心の違う方の指導や、憧れの選手の真似をしてフォームを変えたり、ケガをしてからフォームを変えたりすると、数か月~数年で症状が出てきます。
イップスとは、ゴルフから生まれた言葉です。
自分の意思とは違う動きをしてしまう運動障害で、ゴルフ、野球、テニス、弓道、陸上、スノーボード、スケート
などの種目でその症状が起こります。 また、ピアノ、クラリネット、ギター、フルート、アルパ等の楽器演奏
で、指が動かない、2本が離れない、手が開かない等の症状もイップスに含まれるとされています。
現在はメンタルが原因と言われており、メンタルトレーニングが主にされていますが、当院は全く新しい施術方法を見つけ、
『筋膜調整』+『軸と重心を整える』+『高・低気圧酸素ルームで筋膜調整と並行して整える』事でイップスを
改善できることを研究しています。
イップスにも精神的のみの原因もあるかもしれませんが、筋膜を含む結合組織が固まることで運動障害がおこる事も
ございます。特別施術で要予約です。
【料金】 初診料金 10000円(税別) 施術料金 15000円 (学生 10000円)税別
初回が一般の場合 27500円 再診 16500円、学生初回の料金 22000円 再診11000円です。
完全予約制です。
初診日は3時間かかりますので時間に余裕のある日でお取りください。
必ず「イップスの予約です。」と受付に伝えてください。
●どのような施術なのですか? という質問が多いので説明します。
本来持って生まれた軸と重心を見分けて、筋膜を含む結合組織の固まりを指で取り除いて、滑走をよくします。
動作が一瞬止まる、送球コントロールが悪い、足が抜ける、足が空回りする、指が動きづらい、手が開きづらい
このような症状、動きの悪い部分には必ずしこりになっている部分があるのです。 これは長年筋膜調整をして
いる当院では指で触れば判りますので取り除いていきます。
ランナーの場合はご自身が一番走りやすい動き、正しい動きを指導します。
実際に、この質問をして施術を受けた方は「こんなの初めてです。これは電話で聞いても説明できないですね。」
「これは石井先生しかできない治し方ですね。」と言います。
電話でどのような事をしますか?と聞かれても説明が出来ないのは、院長が施術中にたまたま痛い部分とは違うところに
ザラザラしたものが手に当たり、それを散らしたら痛くなくなったと患者様が言った事から筋膜を綺麗にする
事を始めました。誰に教わったのでもなく自分で研究してきたことなので他の施術方法も知りません。
独自の手技ですのでご理解ください。
●すぐに治りますか?と聞かれますが、イップス歴にもよります。
最近症状が出た人と5年も前から症状がある人とでは勿論違いがあります。1ケ月から数か月と言っています。
指の動きの場合は数回で改善してくることが多いです。
陸上選手の場合は元の足に戻す練習から始めるので一般的には1ケ月から半年と考えてください。
ただ、重症の方もいますので、それ以上かかる場合もある事はお伝えしておきます。
●通院は、指の場合は1週間に1回通院して頂きます。 クラリネット奏者さんは1回目から動く!と喜び、7回目で
殆ど支障が無くなったそうです。 それは人によって症状も違いますので目安と考えてください。
アスリートの場合は遠方の方が多いので、次はこのような段階になったら来るようにと治療計画をして通院して
頂きます。
●持ち物
基本的にはバスタオルをお持ちください。
アスリートの場合は膝までのハーフパンツ(ジャージなど)
陸上選手の場合、一応ランニングシューズをご持参ください。
ゴルファー、テニス、卓球の競技の場合は肩、胸までみていくので女性の方はランニングシャツや
タンクトップ等中に着て来てください。
ゴルファーは1本クラブをお持ちください。
テンセグリティー構造というのをご存知でしょうか。互いに引き合い形を保つものです。
このテンセグリティー構造が良くわかるのは、体の形を保っていることがテンセグリティー構造でもあるのです。
人間の身体の細胞で最も大きいものが卵子、最も小さい物が精子であると言われています。
受精後、70兆の細胞によって人の身体はつくられますが、重要なポイントは外側の細胞から内部が形成
されていく点です。
例えば、心臓は受精から4週間ほどで形成され動き始めますが、心臓の周りには心膜が存在します。
心膜は心臓が動き始めてから形成されるとは考えづらく、最初に外側の膜ができてから中身である
心臓がつくられていくと考えるのが妥当です。
この事から、臓器や筋肉、骨など全て筋膜という膜の中に発生すると考えました。
この筋膜は、最大の器官として発見された『間質』に含まれる結合組織です。
人間の臓器、骨などを取り除くと網目模様の人間の形をしたスーツのような結合組織が残ります。
そのスーツがあるから人間の形を保つことができます。 互いに引き合い元の形に戻る。
これがテンセグリティー構造なのです。
左側の画像は、鹿の筋膜です。この膜に包まれて肉が入って
います。
結合組織が硬くなる原因は様々です。
メンタルトレーニングをしない施術です
自分の考えは、メンタルが原因とは思っていないので施術のみ
です。 イップスになった人でよく聞くのは「自分は精神的に強いのでイップスではない。」という言葉です。
患者さんの身体には運動障害をおこす原因があるので、
メンタルトレーニングは必要ないと考えています。
実際に施術した方からは、自分は心が弱いのだと思って
いたけど、違ったみたいですという言葉も出ています。
イップスは心が弱いから出るものではないと考えています。